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【WPMLが最強】WordPressを使った多言語サイトの作り方【画面キャプチャで解説】

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「多言語サイトをカンタンに作りたいなぁ」という方向けに、

WordPressとプラグインで多言語サイトを作る方法をご紹介します。

 

WordPressを使った多言語サイトの作り方(最もメジャーな2パターンを紹介)

WordPressを使った多言語サイトの作り方には、10通り以上のパターンがあります。

多言語化プラグインもたくさんありますが、最もメジャーな方法は以下の2つ。

WordPressのマルチサイト機能+プラグイン「Multisite Language Switcher」をつかう

プラグイン「WPML(有料)」をつかう

 

それぞれを使った制作経験から、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

 

WordPressのマルチサイト機能 +「Multisite Language Switcher」を使うのに適したパターン

WordPressを使った多言語サイト制作の代表格ともいえる、メジャーな方法です。

何といっても無料で多言語サイトが作れますからね。

僕もこれまで作った多言語サイトは、ほとんどマルチサイト機能 + Multisite Language Switcherで作ってます。

こちらのパターンのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・無料プラグインで作れる。

・設定画面がシンプル。初めてでも直感的に操作できる。

・管理画面の言語と、サイト側の言語を設定ページで切り替えることができる。

 

デメリット

・マルチサイト化する手間がかかる。

・ショートコードがないので初心者にはカスタマイズが難しい。

・翻訳文やメディアファイルのアップロード作業が大変。

・jsを書かなければブラウザ表示言語に自動リダイレクトできない。

 

 

マルチサイト機能 + Multisite Language Switcherは、無料でとにかくシンプルなのがいいところです。

ただ、シンプルゆえに多くのことは望めません。

プラグインを導入するまでにマルチサイト化のひと手間がかかりますし、言語切り替えボタンもコードを書かなければカスタムできませんので、初心者にはややハードルが高いです。

またメディアファイルも言語ごとに管理されるので、それぞれの言語でゼロからアップロードし直す必要があります(こだわらなければURLをコピペでもいいけど)。

そもそもWordPressのマルチサイト機能とは、「1つの管理画面から別々のサイトを管理できるようにする」機能ですので、サイトはそれぞれ独立しています。

Multisite Language Switcherは、そのサイトに別々の言語を設定できるというだけのシンプルなプラグインですので、これを入れたからといって翻訳テキスト入力が楽になったりはしないので注意してください。

 

まぁ慣れてしまえばシンプルで使いやすいので、「低予算で多言語サイトが作りたい」「コードを書いてカスタムできるので大丈夫」という方は、マルチサイト機能 + Multisite Language SwitcherでOKです。

手順もそんなに難しくありません。設定に必要な情報がのっているサイトを以下にまとめました。

順番に読み進めていけば、多言語サイトが構築できますのでどうぞ( ^ω^ )

 

多言語サイトを構築するための『マルチサイト化』設定手順

WORDPRESSのマルチサイト機能で複数のWEBサイトを構築・運用する

 

Multisite Language Switcherの設定手順

多言語サイト制作の手段①【マルチサイト機能×Multisite Language Switcher】

 

ブラウザ言語に自動リダイレクトする方法

 

言語スイッチャーをプルダウンで表示する方法

Multisite Language Switcherで複数言語の切り替えを『select option』で実装する方法。

 

「WPML(有料プラグイン)」を使うのに適したパターン

WPMLはとにかく機能が充実していて、「こんなことできたらな」とおもう機能はほぼデフォルトで付いてます。

インストールするだけですぐ使えるのもいいところですね。

メリット・デメリットをまとめると以下の通り。

メリット

・インストールするだけで多言語化できる

・デフォルトの機能・関連プラグインが充実している

・翻訳テキストの入力が効率的にできる

 

デメリット

・有料

・プラグインが増えるので管理が大変

 

 

WPMLは非常に使い勝手がいいです。

サブドメイン・サブディレクトリの形式変更、切替えボタンの表示カスタマイズ、ブラウザ言語への自動リダイレクト機能などもデフォルトで備わってますので、インストールして管理画面から設定していくだけです。

コードを書くのは、ショートコードをつかって任意の場所に言語切替えボタンを表示させるときくらいかと。

僕も元々はマルチサイト機能+ Multisite Language Switcherで作ってましたが、WPMLを使ったほうが圧倒的に効率がいいと気付いてからはこちらを使ってますw

初心者はもちろん、制作者の方も「多言語サイト」の依頼がきたらWPMLを使いましょう!

リアルに制作にかかる工数が2/3~1/2になりますよ。

ここからはWPMLの基本的な使い方と、実際に使って便利だったプラグインをご紹介していきます。

 

WPMLの初期設定と基本的な使い方

それでは、WPMLの使い方を順番にみていきましょう。

WPMLのインストール

29ドル、79ドル、195ドルと3つのプランがありますが、これから紹介していく便利な機能をすべて使えるのは79ドルのプランからです。

ただ79ドル版ではプラグインのアップデートができるのは1年までです(サポート期間も1年)。

更新すると1年あたり39ドルかかるので、脆弱性が見つかるリスクやPHPへのバージョン対応を考えて、最初から195ドル版を買い切ったほうが無難でしょう。

インストールはこちらの公式ページからどうぞ。

 

WPMLの設定方法

購入後、ダウンロードしたzipファイルを管理画面の「プラグイン > 新規追加 > アップロード」から追加してください。

有効化したら、サイドバーに「WPML」が追加されてるはずですので、「WPML > 言語」にすすんで初期設定を完了させます。

初期設定は公式ページのセットアップ動画が一番わかりやすいです。

この記事では、設定のなかで特に重要かつ便利な部分だけを解説します。

 

サイトの言語設定

このサイトで使用したい言語を設定できます。

「言語追加」から使いたい言語を追加してください。

 

言語URLフォーマットの設定(サブドメイン・サブディレクトリ選択)

多言語でサイトを運用する際のURL形式を設定できます。

サブディレトリー型(例:https://example.com/〇〇)にしたい場合は、「ディレクトリ内の異なる言語」を選択しましょう。

サブドメイン型(例:https://〇〇.example.com)で運用したい場合は、「言語毎の異なるドメイン」を選択すればOKです。

 

言語の表示順​​を決める

言語スイッチャー・オプションでは、言語切替えボタンに表示する言語の順番をきめられます。

左から優先されるので、優先的に表示したい言語は左にドラッグ&ドロップしてください。

「翻訳なしで言語を扱う方法」では、そのページの翻訳版が存在しなかった場合にどうするかを選択できます。

コンテンツの中にはすべての言語に翻訳されないものもあります。「言語をスキップする」を選択しておけば、翻訳が存在しないページではその言語は切り替えボタンに表示されなくなります。

 

メニューに言語スイッチャーを追加する

言語スイッチャーをどのメニューに追加するか、どんな形式で表示するかを選択できます。

編集または新規追加ボタンを押すと以下のようなポップアップがでますので、表示のしかたを調整してください。

ウィジェット・フッター用の設定欄も、メニューと同じ手順で設定できます。

 

任意の場所に言語スイッチャーを入れる

メニュー・ウィジェット・フッター用の表示設定は上で紹介したとおりですが、それ以外の場所、例えば投稿ページや固定ページにスイッチャーを入れたい場合があります。

そんなときは、カスタム言語スイッチャーを使いましょう。「カスタマイズ」をクリックすると、「メニューに追加」で紹介したものと同じポップアップが出てきます。

設定したら、あとは言語スイッチャーを出したい場所に
[wpml_language_selector_widget]
のショートコードを記述するだけOKです。

[wpml_language_switcher]
を使って、ショートコードの中でスイッチャーをカスタマイズすることもできます。

もっと詳しくショートコードを見たい方はこちらをどうぞ。

WPMLで使えるショートコード

 

閲覧者のブラウザ言語ページにリダイレクトさせる

例えば、「日本語がデフォルトで英語・中国語のページもある3ヶ国語のサイト」があったとしましょう。

このサイトに英語圏の人が訪れたとき、デフォルトの日本語サイトが表示されたらちょっと萎えますよね?

「言語切り替えめんどくさ」って思われるくらいならまだマシですが、「あ、日本のサイトか」と勘違いされたまま離脱される恐れもあります。

それを防ぐのがブラウザ言語へのリダイレクトです。チェックしておけば、ビジターのブラウザ言語ページにリダイレクトしてくれるので必ず設定しておきましょう。

こういうところで気が利いてるのがWPMLのいいところです( ^ω^ )

 

投稿・固定ページを翻訳する

それでは、ここまででWPMLの設定が完了しましたので、翻訳の仕方を見ていきましょう!

WPMLを追加した後、投稿ページ・固定ページに行くと、翻訳ボタンと各言語の切替えタブが追加されています。

 

こちらの翻訳ボタンからもテキスト入力できるんですが、オススメは追加・編集ページからの「コピー」です。

新しい投稿を作ったら「複製」ボタンにチェックを入れてください。

投稿を保存すれば、自動的に他の言語にも原文と同じタイトル・本文の投稿が追加されます。

あとはコピーしたページに移動し、原文タイトルと本文をみながら翻訳文に置き換えていけばOKです。

この機能だけでもテキスト入力の効率が格段にアップしますd( ̄  ̄)

 

メニューを翻訳する

「外観 > メニュー」を開くと翻訳ボタンと同期ボタンが追加されています。

言語ボタンを押せば、その言語のメニューを追加・編集できますが、ここでもオススメは「言語間でメニューを同期」です。

同期ボタンを押せば、追加したいメニューがまだ存在しない言語に一括追加できます。

手動で全言語のメニューを作成するのは地味に大変な作業です。

言語数・ページ数が多いほど、地味なドラッグ&ドロップをなんども繰り返すことになります。

WPMLならばボタンひとつで全言語にコピーできますので、無駄な反復作業を大幅に削減できます。

 

タクソノミー(カテゴリーやタグ)を翻訳する

タクソノミーの翻訳は、「WPML > タクソノミー翻訳」からの翻訳が効率的です。

デフォルト言語で追加した項目をほかの言語にもコピーしたいときは、項目にカーソルを合わせると出てくる「すべての言語にコピー」ボタンを押せばOKです。

個別の国旗ボタンを押すと、翻訳画面のポップアップが出てきます。

原文を見比べながら入力できるので便利です。

 

WPMLをもっと便利にする関連プラグイン紹介

ここからは、多言語サイト構築をさらにラクにしてくれる関連プラグインをご紹介します。

 

翻訳をラクにする「WPML Translation Management」

まずは「WPML Translation Management」です。

このプラグインを入れると、各ページの翻訳状況を管理できます。

特に便利なのが、翻訳を担当するユーザーに翻訳ジョブを送信できる機能です。

最も役に立つのが「クライアントには日本語テキストだけをもらい、翻訳は外注する」みたいなケース。

エクセル管理にしろ、WordPressから直接入力してもらうにしろ、言語数・ページ数が多いほど翻訳状況の管理が大変になってきます。

WPML Translation Managementを有効にし、翻訳担当者用のアカウントを追加して「トランスレーター」登録しておけば、トランスレーターに翻訳を依頼したいページを「ジョブ」として送信できます。

翻訳が完了したページはWPML Translation Managementで確認できますし、どのページを依頼したか「翻訳ジョブ」に履歴が残りますので、コンテンツの翻訳状況を確実に管理できます。

ちなみにトランスレーターアカウントにログインすると、以下のようにリストアップされたジョブが表示されます。

サイト制作者限定かもしれませんが、かなり便利な機能です。

多言語サイト構築案件がきたらぜひ使ってみてください( ^ω^ )

 

隅々まで翻訳できる「WPML String Translation」

WPMLは投稿・固定ページ・タクソノミーを翻訳できます。

WPML String Translationは、そのWPMLの翻訳機能を拡張するプラグインです。

WPMLのみでは対応していなかった、ウィジェット・管理画面・追加したプラグインなどのテキストを翻訳できるようになります。

「日本語サイトにプラグインの英語が表示されちゃってる...」とか、「日本語対応のテーマだけど、翻訳がなんか不自然」といった場合に、独自の翻訳を追加できます。

「WPML Translation Management」と合わせて使えば、翻訳担当者にジョブとして依​​頼することもできます。

 

メディアの管理が楽になる「WPML Media」

WPMLの大きなメリットの一つが、メディアファイルをどの言語でも共通で利用できることです。

(記事序盤でご紹介した「Multisite Language Switcher」は、各言語ごとにメディアの追加が必要ですので地味に時間がかかります。)

これだけでも十分に嬉しいんですが、「WPML Media」を追加すると、管理がさらにラクになります。

このプラグインを追加すると、投稿・固定ページに「付添メディア」欄が追加されます。

両方チェックしておけば、翻訳ページを追加すると自動でアイキャッチ画像と本文に挿入したメディアをコピーしてくれます。

WPMLを追加するより前にアップした記事がたくさんある場合には「WPML > メディア翻訳」から以下のキャプチャーのように設定してスタートボタンを押せば大丈夫です。

これで過去にアップロードした記事の翻訳ページにも、アイキャッチと挿入画像がコピーされます。

 

リンク切れを予防する「WPML Sticky Links」

WordPressでリンク切れを感知するプラグインといえば、「Broken Link Checker」が有名です。

「WPML Sticky Links」はリンク切れを感知するだけでなく、リンク切れを予防してくれるプラグインです。

 

例えば、他のページから10個以上リンクされている「https://example.com/aaaa/」というページがあったとします。

ある日、「やっぱりこのページのURLは『https://example.com/bbbb/』にしよう」と変更しました。

 

サイト制作終盤で、タイトル悩んでたページのURLを変えたりすることありますよね。

こんなとき、普通なら「aaaa」にリンクしていた全ページのリンクも「bbbb」に書き換えなければいけません。

が、Sticky Linksを有効にしておけば、URLを書き換えなくてもまた「bbbb」に自動でリダイレクトしてくれます。

 

つまり、リンク先のURLが変わっても自動で追従してるくれるんです。

これは地味だけどかなり便利( ^ω^ )

注意点としては、自動で追従してくれるのは自サイト内のリンクのみだということ。

外部サイトのリンクが変わっても、それは追従してくれませんのでお気をつけください。

ここまで読んでくださってる方なら大丈夫だと思いますが、念のため^^;

 

関連プラグインを一括ダウンロード&管理する「WPML All Import」

これまで便利なWPMLの関連プラグインをご紹介してきましたが、これらのプラグインを管理するのに必須なのが「WPML All Import」です。

「プラグイン > 新規追加 > 商業タブ」を開くと、WPMLも含めた関連プラグインがリストアップされます。

欲しいプラグインにチェックを入れて一括ダウンロード・アップデートができますし、新バージョンのリリースノートも確認できます。

All Importがあれば、WPML関連のプラグインが増えてもカンタンに一括管理できるので安心です!

 

おまけ:管理画面の言語を変更する

管理画面の言語を変更したい場合は、ユーザー > あなたのプロフィール > 言語」から変更できます。

管理画面は英語・フロントは多言語、のように運用したい場合に役立ちます。

 

おまけ:未完成の言語サイトを非表示にする

多言語サイトを制作する際、

最初は日本語サイトだけリリースして、後から英語サイトを追加したい

ってことも多々あります。

そんな時は「WPML > 言語」から開発中の言語ページのみを非表示にすることができます。

 

まとめ:多言語サイトを作るならWordPress + WPMLが最強

あー!疲れたww

ここまで辛抱強く読んでくださった方、ありがとうございます!

全力で多言語サイトの作り方(というか後半はWPMLの良さ)を解説してきましたが、結論は一言。

 

多言語サイトを作るなら、WordPress + WPMLが最強です。

 

デメリットは有料なことくらいですが、これだけ便利で195ドルならむしろ激安かと。

僕ももっと早くからWPMLを使っておけばよかったなぁ...。

これから多言語サイトを作る方は、ぜひWPMLを使ってみてください!

【公式】WPMLインストールページ

それでは( ´ ▽ ` )

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